版のテンションが足りない場合の逃げ道

ようやく再稼働かと思われた北海道の観光産業。なのに、またもやオミクロンなんて変異株が出現したせいで、国際的な移動が制限されましたね。
インバウンドに頼った観光産業が多い北海道の皆様は大変だろうと思います。

かくいう我がスタンスも北海道の会社ではありますが、創業まもなくから全国の皆様のおかげで、このコロナ禍の中でも平常通り営業しています。その割には、というかここ最近ずっとブログの更新が滞っていますが、今に始まった事では無いのでお許しください（笑）

さて、こうして重い腰を上げたのは（笑）最近似たようなご相談が続いたので、これはいっそ（笑）当ブログに書いてしまおうと（笑）

これまでも、何度も何度も書いている事ではありますが、スクリーンプリントが旨くいかない原因の多くは版の良し悪しです。
それも、多くはスクリーンメッシュの張り強度・テンションが足りないって奴です。

電話でご相談を頂いた場合に、現物を見ずにやりとりをすると、こんな感じになったりします。

たか坊：「テンションが足りなくないですか？」
相談者：「いえ、結構強く張ってます」

たか坊（内心では）：いや、結構強くって言ってますけど、それってどの位？現状から考えると、そうとう足りない感じがするんですが・・・
たか坊：「張られてるのはご自身で？機械使ってます？」
相談者：「自分で、自力で引っ張って張っています。おもいっきり」
たか坊：「自力では全然たりません！（笑）」
相談者：「でも、これ以上引っ張ったら、アルミ枠が歪むんですが・・・」
たか坊：「そのアルミ枠って中国製ぢゃないですか？」
相談者：「多分・・・・」

有る時はこんな感じ

たか坊：「テンションが足りなくないですか？」
相談者：「業者に張って貰ったんで大丈夫だと思います」

たか坊（内心では）：いや、業者って言っても色々ですから（笑）。それってどの位？現状から考えると、そうとう足りない感じがするんですが・・・
たか坊：「差し支えなければどこの会社さんですか？」
相談者：「Ｋ社さんです！（きっぱり）」
たか坊：「以前、同じお悩みの方がいらっしゃいまして、最終的にＫ社さんで張って使っている版を弊社に送って頂いたんですが」
相談者：「大丈夫ですよね？」
たか坊：「いいえ、全然足りません（苦笑）」
相談者：「でも、その会社プリントもしてますよ」
たか坊：「大きな声では言えませんが、以前私もその会社さんのＳＮＳでプリント自体を拝見しましたが、決してお上手ではありませんね。テンションが足りない版をお使いなんだろうと思います（笑）」

話は逸れますが、最近色々なお客様から
「ブログに書いてあるアルファベットの会社は，〇〇ですか？そうですよね？」とカマをかけられたりしますが、おやめください。つい「そうです」って言っちゃいますから（笑）

話は戻って、

スクリーン版のテンションが足りないと色々な不具合が出てきます。ご相談のされかたで言えば、数え上げれば切りが無いのですが、今日の本題からどんどん離れて言ってしまうので（笑）

ぢゃあ、どんだけの強度の版なら良いの？と言われると、弊社の紗張りです（笑）

価格的に高価だと思われる方が多いと思うのですが（笑）、ぶっちゃけ「ちゃんとした版」の普通の値段です（笑）
版は落版すれば、何度も繰り返し使えるので、大切に使って下さい。ちょっとした角にスクリーン面を当てただけで、あたかもまりも羊羹に爪楊枝を指した時のように割れてしまうのが正常な版です（笑）
なので、版を持って場所を移動する際には細心の注意を払いましょう。作業場は整理整頓しておくべきです。勿論、私の机上はめっちゃ汚い（笑）

本当の正常な版を知りたい方は、一度このページの版をお問い合わせください。

それでも、信じられない！とか（笑）、露光環境が無いから製版もして貰えないと困るんですが・・・って方はどうしたら良いの？という話です。

じゃぁ、諦めてください！って言うのは人でなしなので（笑）

本来は、これまた弊社に製版までお任せ下されば良いのですが（笑）この商品をご覧下さい。

あくまでも、スクリーンのテンションが足りない場合の応急的な話ですが、P.S.Liqidを塗布する事で、インクの透過性を良くします。

スキージ面からインク孔に塗布する事で、インクの透過性を向上させ
印刷面（シャツ側）の乳剤面に塗布する事で、多色刷りなどのタック性をなくす

事ができます。

本来は、適正なテンションの版を使用しても、この商品を併用すると色々な悩みが解決します（笑）