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熱転写カッティングメディア販売開始 – 剥がせないメディアが登場 –

タイトルの前半は良いけど – の後の部分は何?とお思いのあなた(笑)

実を言いますと、弊社が熱転写カッティングメディアを完全に剥がす事ができる製品「リムーバーMW」及び「リムーバーMW-SP(旧商品名ウルトラ)」を発売するまでは、同メディアは一度熱圧着すると、糊も残さず綺麗に剥がす事は不可能だとされていました。

同メディアの多くは3層構造で、1層目熱圧着用の糊剤、2層目カラーシート(多くはPVCやPU)、そして3層目に耐熱性PETなどアプリケーションフィルムでできていますが、これまでも何らかの溶剤で加工することで、1層目と2層目を剥離することはできましたが、1層目の糊剤は完全に取り除く事はできなかったのです。

より堅牢性の強い、言い換えると、より長持ちする熱圧着(プリント)製品を求めると、糊剤は一切剥がれてはいけないと考え、まず最初に剥がせる液体を開発しようと試み、そして出来上がったのがリムーバーシリーズです。

でも、これって「剥がせる液体が、できあがっちゃったよ」ということで(笑)メディア側としたら、本来はいかなるものでも剥がせないのが良いんですよ(笑)

まとめると、弊社は堅牢性の強い、剥がす事の出来ない熱カッティングメディアを探していたのですが、その途中で完全に剥がせる液体をご紹介していたという事なのです。ややこしいですが(笑)

 

創業してからずっと、熱カッティングメディアを剥がす液体は販売しているくせに、メディアそのものを積極的に販売していなかったのはこういった理由からです。

ただ、主に繊維製品へプリントするための資材・機材を販売しているにも関わらず、シルクスクリーン印刷ではないにしても、繊維製品への加飾材料である熱カッティングメディアを扱っていないのは、とっても悔しい気持ちで一杯だったのです(笑)

で。で。で。

満を持して販売開始いたします。

販売するからにはそれなりのものだという事です(笑)

ホームページのトップにもバナーは置きました(笑)

バナーからのリンクページは、とっても途中経過です(笑)

普通、きちんと作り上げてから公開するもんでしょうけど(笑)

まぁ、徐々に出来上がっていくところを眺めて頂くのも良いかなと(笑)

 

とりあえずホームページ上に掲載している製品を主に販売いたします。それ以外にもある事はありますが、載せないという事はお勧めではないという事で(笑)

で、ついさっきまでは書かないでおこうかと思っていましたが(笑)

これまで実は陰で、なんとなく扱っていた(笑)PTJ様の一切の製品の取り扱いは中止させて頂きます。お客様には大変申し訳ありませんが。

理由を聞きたいですか?(笑)どうしても?(笑)

全部書くととんでもない長さになってしまいそうなので、要約すると

同社が「信頼に値する販売店ではない」という事が身に染みたからです。

弊社が信頼できない会社の製品を、弊社の大切なお客様にご紹介する事はできません。

ダイゴ風に「PTJ」とか書きましたがすぐ判ってしまいそう(笑)

弊社の身上「お客様に役に立つ組織であれ」

偉そうに書くほど大したものじゃなく、いたって普通の事ですが、けっして「お客様を困らせる・惑わせる・不快感を与える」組織にはなりたくないものです。

 

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プラスチゾルインクと添加剤 -伸縮性を加える-

綿100%の繊維製品は引っ張ってもほとんど伸びませんが、特にポリエステル100%にもなると、製品によっては結構伸びたりします。

プリントされたインクがひび割れる場合の多くは次の2種類。

 

1.乾燥が不十分

2.生地の伸縮性に、インクの伸縮性が追い付いていない

 

不十分な機材の環境で印刷&乾燥を行っている場合、乾燥が十分であるかないかを「ひっぱてみてインクが割れるか否か」で判断した時、これが伸縮性のある繊維にプリントしてひび割れる場合は、原因が上記の1なのか2なのかが判然としません。

 

本来、インクそれぞれに適正な乾燥温度と乾燥時間がありますから、そこをきちんと説明せずに「引っ張って割れるなら乾燥不足です」などと言う業者は信じない方が無難です(笑)

 

少し横道に逸れます(いつもの事です)が、プラスチゾルインクの乾燥は、温度+乾燥時間ですが、温度に関しては「インク自体の温度」であって、乾燥機表示の温度「だけ」を信用しているといつか痛い目にあいます。

印刷面を「一度に均一に」「既定の温度で」「決められた時間」乾燥できる事が必須条件です。

ですから、これらの条件を満たす事ができるのであれば機材はなんでも良いのですが、加えて放射温度計を必ず用意してください。

トンネル型の乾燥機でも熱プレス機でも、機材の表示温度は、機械に仕込まれているサーモスタットの位置の温度ですから、決してインク表面の温度とはピッタリ一致しません。

また、トンネル型の乾燥機はインク面と熱源が非接触ですので、トンネルを通過する空気の状態でインク表面温度は変わってしまいますし、作業空間の湿度でも温度は若干上下します(湿度が高い時は温度は下がります)。

 

お問い合わせが多いトラブルは

「どうも乾燥後のインクの艶がありすぎて嫌なんです」から始まります(笑)

一通り状況をお聞きすると、トンネル乾燥機を購入し、納入業者に設定は変えないで下さいと言われるそうなのですが。

温度がデジタル表示される機種ではなく、炉の長さが50cmしかないトンネル型乾燥機で1度乾燥すれば良いと言われている方が多いのです。このような方は放射温度計でインク表面温度を計測してみて下さい。

多くは結構高温に設定されており(直近の経験では200度にもなっていました)、これがインクの乾燥温度160~170度を遥かに超えており、艶の原因になっています。

しかし、これを160~170度になるように再設定すると、インクは完全硬化しません。炉の入り口と出口では温度が下がってしまうため、結局乾燥時間が足りなくなってしまうからです。

乾燥を2度(トンネルを2度通す)事で解決しますが、ご相談を頂いた方は、購入当初そういったことは一切聞いていないと憤慨なされていました。そりゃそうでしょう。

 

繰り返しになりますが、

印刷面を「一度に均一に」「既定の温度で」「決められた時間」乾燥したあと、引っ張ってみて割れるようだと、インク自体の伸びを考慮しないとダメな生地だという事です。

 

 

さて、ここからが今日の本題です(笑)というか、本題の方が短いです(笑)

各プラスチゾルインクメーカーは、伸縮性のあるインク自体も用意しています。ただ、使う側からすると、綿用(伸縮性無)・ポリエステル用(伸縮性有)などと色々な種類のインクを、それも色々なカラーで揃えるのは在庫の負担になりますから、綿用のインクに伸縮性を持たせる添加剤があればこれに越した事はありません。売る側からすると、売上額は落ちますが(笑)

ELASTICITYーAdhisive

どんなに大量に添加しても問題は有りませんが、無限に伸びるという訳ではありません(笑)

レオタードのような、あんなに伸びる生地には追随しきれません。そんな場合は別途方法があります。

 

様々な繊維に適したインクは次の順序で探してください。

1.綿、綿・ポリ混紡、ポリエステル100%、ナイロンなどの繊維の素材

2.防水、非防水、撥水などの表面加工

3.素材の伸縮性

4.ポリエステルが含まれる場合、再昇華(ブリード)の有無

 

綿100%の場合は2以降を確認する必要はありませんが、ポリエステルの場合は1~4すべて、ナイロンの場合は1・2・4の確認が必要です。

 

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