プリント工房発進です
インボイス制度が始まってそろそろ２ヶ月が経ちますが、皆様如何お過ごしでしょうか？
インボイス制度への対応は早々に済ませていた弊社ですが、同時に大きな変化を迎える事になりました。
とあるお得意様が高齢化もあり、インボイス制度への対応をしてまで事業を継続する熱意が薄れてしまったという理由で、事業の譲渡を希望されていました。
製造部門のみで、営業部隊を抱えていなかったので、仕事は勿論他社様から頂く物がほとんど。そしてその「受注先」の皆様にしてみれば、いきなり事業を止められると、本当に困ってしまいますという事でした。
紆余曲折はありましたが、結果弊社がこの事業を引き継がせて頂くことになったのです。
このブログ。開設当初からの悩みだったのがビジュアルの少なさ。写真や動画を駆使した説明がほとんどありません(笑)
そりゃぁそうです。筆者である私が一切スキージを握りませんから(笑)
そこで、その時点での職場の退職を心中密かに思い悩んでいる人物に心当たりがあった私。偶然のめぐりあわせとでも言うのでしょうか(笑)、円満退社をしていただき、弊社のプリント部門長（と言ってもまだ一人ですが(笑)）として入社して頂きました。
その部門長。自社の社員をこう表現するのもなんか気恥ずかしい気もするのですが、とっても真面目です。よく考えなくても、居たら自分の息子と言っていいほど年の差があるので、当然といえば当然ですが、言葉遣いが丁寧(笑)
そして前々職を関東で過ごした際に鍛えられたという「腕前」もなかなかのものです。
自分を謙遜しているのか、私が褒めてもなかなか信じてもらえません(笑)
本人はとてもファッションに関心を持っているらしく、なかなかのセンス（らしい）です。
事業の継承に色々問題点もあって、この１ヶ月、ひーひー言いながらプリントしてくれていますが、そんな中、うまくいかないプリントや製版の場面では、私のアドバイスを加味して一つ一つ解決してくれています。
彼に「社長って、プリントの経験が無いのに、何故そんなに詳しいんですかぁ？？？」と言われました(笑)
「そうだねぇ。不思議だねぇ～」と笑ってごまかしましたが
「いろんなお客様の悩みに答えてきたからね。その場ではすぐには解決できなかったよ、最初は。でも、困っているお客様を放ったらかしにはできないでしょ～」などとうまく煙に巻いておきました(笑)
時々、電話やメールでお問い合わせいただくお客様の中に「ブログ読んでます！ためになります！」みたいに応援してくださる方がいらっしゃいます。ありがたい事なのですが、実際に目の前で刷っている人間に言われると「あぁ、ほんとに少しは役に立ってるんだぁ」と実感した次第(笑)
お店は割と交通量の多い通りに面しているので、大きく看板を出せばBtoCも可能なのですが、そこは資材屋のプリント工房らしく、BtoBオンリーで行こうと考えています。
継承させて頂いたお客様の他に、新規で（と言っても、資材のご購入で以前からつながりはあった）プリントの依頼を頂くお客様も日に日に増えているのは喜ばしいのですが、それにも増してプリントの品質に満足を頂いている様子がとても喜ばしい限りです。
大っぴらにはしていませんでしたが、弊社にはフルカラー・プリントの部門もあり、その名も「WanderPrint」。そして、今回スクリーンプリントとして「TsPrintShop」の名のもとに新たな部門を持てることとなりました。ホームページにも小さくではありますが、それぞれのバナーを設置しました。
ただ、TsPrintshopのほうは、まだ専用のホームページを持っておりません。
前述のとおり、主にBtoBで仕事をお受けしていますので、「仕事が重なって受けきることのできない仕事の外注先」として、または「新たにインクを購入してまでプリントできない仕事の外注先」としてご利用いただければ幸いです。
