今日はシリーズからちょいと離れます。

 

これまた最近度々頂くご質問ですが、具体的には

『プラスチゾルインクで、水性インクの様に風合いを柔らかく仕上げるにはどうしたら良いのですか?』というご質問です。

 

この件にお答えする前に、少し説明しなければいけないのは、次の各点です。

1.水性バインダーにしろプラスチゾルインクにしろ、いずれにも『ラバータイプ』と「アンカータイプ(染み込み風)』があります。

2.そもそも、プラスチゾルインクのラバータイプよりも、水性バインダーのラバータイプの方が、仕上がりが『しっとり』しています。

 

これらを前提にですが、今回のご質問は(の多くは)プラスチゾルインクで水性アンカータイプの様に仕上げるには?という事なのですが。

 

逆にこちらから『(今までお付き合いしている業者からは)どの様に教えられたんですか?』とお尋ねすると

『レジューサーを添加しろと言われました』と、ほとんどの方がおっしゃいます。

それでも弊社に再度ご相談くださったんですから、それが不正解だったのは明白です(笑)

 

そりゃぁ当たり前です。それって、ただプラスチゾルインクを薄めただけですから。そもそも、水性バインダーのラバータイプを希釈しても、水性アンカータイプのバインダーにはなりません(笑)もともと違う樹脂(水性エマルジョン)を使用した別製品です。

そもそも、アメリカ・カナダのプラスチゾルインクメーカーには、れっきとしたアンカータイプの、というか水性のインクが用意されています。

そう言った状況をきちんと説明した上で、何らかの事情で(例えば、日本では需要が少ない為、輸入してもコスト高で実現できないとか)代用として云々(それにしても間違いは間違いです)であればまだしもですが。

ではどうすればよいのでしょう?

1.プラスチゾルインクに「柔軟剤」を添加して使用する

2.潔く水性アンカータイプバインダーを使用する

 

のいずれかです。

 

1.「柔軟剤」はその名の通り、インクの仕上がりを柔らかく仕上げます。

2.そもそも水性バインダーを使用すれば問題はないはずです(笑)

「水性バインダーは版を詰まらせる」という問題が頭からこびりついて離れないのかもしれませんが(笑)、版を詰まらせているのは貴方です(笑)と言うか、シルクスクリーン印刷をきちんと説明できない資材屋が版を詰まらせている(笑)

 

弊社はプラスチゾルインクも水性バインダーも、いずれも取り扱っているのでどちらの肩も持ちません(笑)

が、プラスチゾルインクのみを取り扱っている(というか、それしか取り扱う事ができない)業者の多くが「水性バインダーは版を詰まらせる」という表現を大げさに使用します(笑)

事実、ぞんざいな扱いをすると版は詰まります(笑)

しかし、なるべく版を詰まらないようにする方策は有りますし、基本に則った印刷をしていればそうそう簡単に詰まりません。

逆に言えば、「プラスチゾルインクは自然乾燥しないので、使い終わった版も、インクを乗せたまま保管ができます」なんて、訳の解んない説明をしないで欲しいのです(笑)

試しに、言われたとおりにやったら、版がどうなるか私は知っていますが、これ以上は書きません(笑)

 

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