隠蔽性の違いは何故起きるか
これまで何度かお話ししてきている事ではありますが、いつもばらばらに書いているので纏めておきたいと思います。
頻繁に頂くご質問・ご相談ですが
「濃いインクをください」
「いくら重ねても下地が透けるんです」
という件。
1.インク自体の隠蔽性が足りない
2.スクリーンのテンションが足りない
3.被印刷物(シャツなど)の仮固定がきちんとしていない
4.版の感光剤の膜厚が足りない
5.スキージが硬すぎる
6.スキージストロークに問題がある
7.重ねる際に中間乾燥していない
8.実はブリード(再昇華)していた
ざっと書き出してもこれくらいあります(笑)
この中で、インク自体に問題をはらんでいるのは「1」だけです。
「濃いインクをください」という問い合わせを頂いた際に「このインクは濃いですよ」という販売店がいかに不親切か(笑)はたまた知識不足か(笑)
これら8つの詳細を一気に書くと笑える位の長さになるので、次回から分割払いで書いていきたいと思います。