問題です。まず下の図をご覧下さい。

プリント時のスキージとインクの図ですが、スキージは左から右に動いています。版の孔から次に落ちるインクは黒でしょうか?赤でしょうか?青の部分でしょうか?

答えの前に、もう一つ問題です。

これって何だと思いますか?

これは、とあるメーカーのスキージです。どこにもゴムがついていませんね。でもちゃんとしたメーカーのちゃんとしたスキージです。ただし、意地悪な事に逆さまに写っています(笑)実は自動機用のスキージで、写真では下の部分を機械にホールドして、写真では上側が、通常のスキージブレード(ゴム)の役割を果たします。
これも、写真の左から右に動かしてインクを落とします。向かって右側がインクの当たる部分です。見て解る通り、先端の角度を違えていますね?これがアタック角度の違いです。インクの落ちやすさは右端・左端・真ん中の順となります。

これ、金属製なので、いくらスキージ圧を上げようと、アタック角度は変わりません。不変です。

実際の印刷時には上の図のようになります。小さくて見づらいかもしれませんね(笑)
インクはスキージと、スクリーン(版)の間でローリングしています。波の水の動きと同じです。
スクリーンプリントで、インクを「落とす」と表現する意味がお解り頂けたでしょうか?

冒頭の設問の答えは

「おおよそ青・赤・黒の順」

という事です。

ここで問題になってくるのがスキージブレード(ゴム)の質です。

冒頭の図で言えば青のあたりからインクが離れる訳ですから、ここがスムーズに離れる品質が無くてはいけません。

又、特にプラスチゾルインクをお使いの場合、スキージブレードの清掃に何らなの溶剤を使用している場合。この場合、スキージブレードの質によっては、ゴムの劣化が異常に早い場合があります。こういったスキージをお使いの場合、劣化=固くなる=アタック角度が大きくなる(ブレードが垂直に近くなる)ですから、いつも通り印刷していても、インクの落ちる量が徐々に少なくなっていきます。

 

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