インクの比較

久しぶりに北海道に上陸した台風も通り過ぎ、めっきり涼しくなりました。やっぱり、雪と氷の世界よりも短い夏です(笑)

と、これだけ北海道を強調しているにも関わらず・・・

弊社にお問い合わせを頂くお客様の中には、色々ご相談を受け、いよいよ弊社の製品をお送りするという段階になった時に、初めて「え!?!(STANCEって)東京じゃないんですか(笑)」というお客様がいらっしゃいます。
なので、つい最近ホームページの先頭に北海道のマークを入れてみました(笑)

こうなったら、熊のマークとか、GLAYとか、しまいには松山千春のマークとか入れてみましょうかね。あ・・・中島みゆきの方が良い?(笑)

という冗談はさておき、

いつ書いたかは、もう定かではないのですが(笑)水性バインダープラスチゾルインクの中間のインクという事で「アクアゾルインク」をご紹介してからというものの(だと思います)、アクアゾルインクのお問い合わせ及びご利用が一段と多くなってきています。
という訳で、一旦整理のためにこの3インク(水性バインダー・アクアゾル・プラスチゾル)の比較を表にしてみました。水性バインダーからは弊社「オールマイティーバインダー」に登場してもらいます(笑)

 

オールマイティー アクアゾル プラスチゾルインク
刷版 耐水性 耐水性 耐水性を推奨(耐油性でも可能)
版の洗浄 水道水のみ 水道水のみ
  • 水洗可能剤併用で水道水(耐水性版)
  • 適応する溶剤(耐油性版)
版上でのインクの保管 不可 不可

不可

※長時間放置すると、スクリーンメッシュを痛めます

乾燥条件 130~150度にて2~3分

アクアフィキサー併用で短縮

  • 大凡150~170度で45秒の非接触遠赤乾燥
  • 大凡150~170度で90秒の接触乾燥

※低温硬化型はそのインクの乾燥条件を参照

弱撥水布への対応 Ripe3硬化剤併用(1%)にて可能 不可 ナイロンボンド併用(6~12%)にて可能

低温硬化型は不可

PantonColorへの対応 可能 可能 MatchingSystemインクのみ可能
仕上がり風合い
(プラスチゾルインクを普通として)
極柔 普通
版詰まり 可能性大 可能性小 皆無

供給元

国内 国内 海外
 インク粘度 柔らかい 普通 硬め
希釈 乾燥遅効剤

※隠蔽性に影響なし

乾燥遅効剤

※隠蔽性に影響なし

レデューサー

※隠蔽性が下がります

隠蔽性 高い 高い 高い
シマー(金・銀・パール粉) シマー及び防錆剤を使用時に混合 シマー及び防錆剤を使用時に混合 シマーを使用時に混合
※既製品は既に錆が発生している場合が有ります。

 

普通、売りたい商品を少しでも有利に表現したくなるものですが(笑)弊社はいずれも良いインクだと思っているので、至って客観的に書いたつもりです。

ひょっとすると、特に「プラスチゾルインク」の項目中に「私が聞いているのと話が違うぞ!STANCEは嘘を書いているのではないか!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、お客様に使って頂いて、最終製品にトラブルが起きてしまうのが一番まずい事と認識していますから、少なくとも嘘は書いておりません(笑)

最終的には「実際に使ってみて比べてみて下さいね」としか言いようがないのですが(笑)

 

スタンスのホームページ →

ショッピング(Web-Stance)はこちら →

以前の記事( ameblo )はこちら →

Follow me!